中国人富裕層もターゲットに、新潟米の輸出が8年ぶりに再開

新潟産の中国へのコメ輸出が、2019年1月8日に8年ぶりに再開した。中国は2011年3月に発生した東日本大震災後、新潟産のコメの受け入れを停止していたが、日中首脳会談を受け、昨年11月に輸入禁止を解除した。まずは2月の春節(旧正月)をターゲットに、新潟産コシヒカリ(1トン)を上海の小売店で販売する。

中国での販売価格は、物流経費などが掛かることから、日本と比べて3倍の値段になるが、中国国内では特に富裕層を中心に日本の安心安全な食品に対する関心が高い傾向にあるため、富裕層に売り込みたい考えだ。

ただ、今回は専用の精米・燻蒸施設がある北海道で精米したものに限られる。同じコメを使ったものでも、パックご飯や日本酒などは輸入禁止が解除されていない。

コメに限らず、日本の農作物は安心安全な食品を求める健康志向の高い富裕層などに受け入れられる可能性を秘めている。そのために重要なポイントのひとつが「ブランディング」だ。特に、定期的、継続的にターゲットとなる海外富裕層に調査を実施し、ニーズや嗜好をしっかりと把握することが重要だ。これはメーカーなどの商品開発にも当てはまる。

 

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