超富裕層マレーシア人の約43%が海外不動産への投資に関心

不動産コンサルタント企業ナイトフランクによると、超富裕層マレーシア人の約43%が海外不動産への投資を計画しているという。この数字は、同社が先日のウェルス・レポート2018で発表した、「海外不動産投資への投資に関心がある」と回答した富裕層の世界平均34%よりも高い数字である。

UHNWIs(超富裕層で個人の純資産が5千万米ドル超)に取り上げられるマレーシア人が好む海外不動産は、オーストリアやシンガポール、イギリスである。投資分野は、あまり耳にしなかった学生寮。

イギリスにおいて教育分野は常に重要なキーであり、依然として強力な市場であり教育分野は経済状況にあまり左右されないため、投資家たちにとって魅力的だという。なかでもイギリスの不動産市場では、学生寮への投資が5年間以上トップ人気を誇っている。学生数が増加する一方で住宅は不足している、このような事情から学生寮の利回りと占有率は大きく成長し、最も高い賃貸利回りだからだ。

関連記事

  1. シンガポールのMICE戦略

  2. スリランカでの銀行口座開設と預けるポイント

  3. 中国人富裕層にとっての日本に旅行に行くというステイタス

  4. MICEの候補地として観光客を増加させるマレーシアの動向

  5. 富裕層の囲い込みを狙う「第2のマカオ」目指す街、カンボジア・シアヌークビル

  6. マレーシアの優遇税制や経済特区の目的