「東洋のラスベガス」といわれているカジノの街「マカオ」。中国の一部でありつつも、一国二制度制が取られています。
1人あたりのGDP世界2位の国「マカオ」
マカオの一人当たりのGDP(国内総生産)は世界で2位と上位で、一人当たりのGDPは約1350万円を超えています。
マカオのGDPが高い理由は、「カジノ税収」です。カジノやゲーミング企業の税は約40%と半分近く、マカオ政府の歳入の7~8割はこのゲーミング税といわれています。
しかし、2020年以降コロナの影響でカジノ収入が激減しており、これからも減少する可能性が言及されています。
マカオの富裕層の特徴
カジノが盛り上っているマカオに住む富裕層の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
マカオのお金持ちの特徴は4つあります。
- ダイアモンドの腕時計や宝石をつけている
- 専属運転手がいる
- ホテルやクルーザーを持っている
- カジノで遊ぶ
マカオの富裕層は、「お金持ち」といわれて想像するような特徴をかねそなえているといえますね。キラキラで豪華な宝石類をたくさんつけたり、専属の運転手を雇ったりして、パッと見ただけでもお金持ちだとわかるような見た目をしています。
中国の富裕層がカジノをする理由
中国の富裕層はカジノで大人な遊びをするイメージがありますよね。
では、なぜ富裕層の人々はカジノへ集うのでしょうか?実はそれには理由があります。
中国の税金の制度では、お金持ちの資産家が稼いだお金の大半を税金で持っていかれてしまいます。それに困っている資産家は、カジノでお金を使うことで税金の徴収を回避しているのです。
マカオは実質中国の一部ですが、「中華人民共和国マカオ特別行政区」という正式名称で、香港と同様に一国二制度制が取られている場所です。そのため、ギャンブルが違法とされている中国であるにもかかわらず、マカオだけはカジノが合法でなのです。それも、中国の富裕層がマカオのカジノを楽しむ理由の1つでもあります。
まとめ
中国の一部であり、唯一ギャンブルが許されている地域であるマカオ。マカオの富裕層はひと目見ればわかるくらい豪華な見た目をしている方が多いです。
コロナ禍でカジノでの売上が激減していますが、これからもゲームやカジノの国として発展していくのか楽しみです。