フィンテック技術は小売事業を営む富裕層を増加させる

写真:©PAKUTASO
東南アジアのEC大手Lazadaは、フィンテックスタートアップのFinaxarとの提携し、シンガポールにおけるオンライン融資サービスを開始した。

報道によると、オートクレジットファイナンスソリューションにより、Lazadaのマーケットプレイスプラットフォームと統合されているため加盟店は柔軟にアクセスすることができるようになる。そのため、全自動オンライン申請プロセスを使用して、短時間の承認時間でアクセスできるようになるそうだ。

Finaxarによって開発されたこのソリューションは様々なデータソースとアルゴリズムを活用してオンライン加盟店に資金提供するか否かを決定できる。そのアルゴリズムは、対応推論モデルとビジネスグラフを活用し、注文や取引といったキャッシュフローのデータに基づきオンライン加盟店の融資を引き受ける。在庫の調達や顧客サポートの強化、一般的な事業拡張の加速など、このソリューションによってセラーは様々な方法での事業拡大が可能となる。

VISAとDeloitteの調査によると、シンガポールの中小企業の40%はシンガポールの国内総生産(GDP)の47%を占めるにも関わらず銀行ローンを利用できていない。中小企業、特にオンラインで事業を行っている中小企業は、銀行といった従来型の貸し手から与信を確保することが難しかった。従来、中小企業や小売業を営む会社にとって最適な融資を確保できたとしても利用できるオプションは非常に限られていたが、フィンテック技術により可能性が広がっていく。

Finaxarは東南アジアの中小企業に合わせた革新的なデータドリブン型の与信ソリューションを提供している。Finaxar の投資家には Monk’s Hill Ventures、500 Startups、複数 のオルタナティブ資産投資ファンド、シンガポールやアメリカ、ヨーロッパの有力なファミリーオフィス(富裕層の一族の資産管理代行サービス機関)がいる。

2012年にローンチされた Lazada はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムで事業を展開している。同社マーケットプレイスプラットフォームを通じて14万5,000超の国内外のセラー、同地域内に5億6,000万人の消費者を擁する3,000のブランドを支援している。

参照:e27

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