アジア富裕層の大半は自身が100歳まで生きると予想している

写真:©UBS/UBS Investor Watch
スイス系金融機関のUBSが行った老後の生活に関する調査によると、投資可能資産(不動産を除く)が100万米ドル(約1億700万円)超の、ドイツ、スイス、香港、米国、英国、台湾、アラブ首長国連邦(UAE)、シンガポール、イタリア、メキシコに居住する資産家5,000人のうち、アジアの億万長者の半数近くは100歳まで生きると予想していることが分かった。

その中で、財産が100歳までもたない可能性を懸念しているとの回答は42%で、このうち63%は退職後も現在のような生活スタイルを続けられるか懸念していると回答した。地域別で、財産が100歳までもつか心配と回答した人は、アジアが45%だが、欧州は21%と低い。

アジアの中でも、平均寿命の長いシンガポールの資産家の最優先事項は健康の維持で、92%は健康への投資は財産を増やすより重要と考えている。

富裕層の高齢化にともなって、今までの消費生活やマーケット事情は変わっていく見通しだ。

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