ハラルミートの飛騨牛をイスラム圏へ輸出開始

岐阜県は飛騨牛の輸出へ向け、2017年3月にジャカルタのシャングリラ・ホテルで食会を行い、その後も牛肉の輸入業者やレストランシェフなど関係者との意見交換をするなど準備を進めてきた。そして今月から本格的に輸出を開始することとなった。

インドネシアにはイスラム教徒が多く、インドネシアを足がかりに世界16億人を超えるイスラム圏市場への展開を視野に入れている。ハラル認証を受けたハラルミートとは、イスラム法に則った屠殺法で処理された精肉であり、保存や輸送の方法も通常と異なる。インドネシアへの輸出に当たり、インドネシアの輸入規制に従って飛騨牛を生きたままトラックに載せ、日本におけるハラル認証機関として認定されたムスリム・プロフェッショナル・ジャパン協会(MPJA)から認証を取得したゼンカイミート社のある熊本県に輸送し、処理して輸出している。

富裕層も多いインドネシアで飛騨牛のおいしさを知ってもらい、そこから世界中への広が理に期待している。そして飛騨牛から岐阜県に興味を持ってもらい、観光や食、商工業品などの知名度向上にもつなげていきたい狙いだ。
<p style=”text-align: right;”>参照:<a href=”https://www.jakartashimbun.com/free/detail/42631.html” target=”_blank” rel=”noopener”>じゃかるた新聞</a></p>
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