日本でも有名なマリーナベイサンズの誘致や、セントーサ島のリゾート開発など、数年前から本格的にMICE誘致に力を入れ始めた国のひとつです。
シンガポールがMICE戦略において注目を集めるのは、移住者が多く、その移住者を訪ねる旅行客が多いこと、また、周辺国から安く旅行客を招くことができるという強みが大きいと思います。
また、アジアのハブ、チャンギ空港からシティセンターまでのアクセスの良さが高いと言われているのも、シンガポールが注目される理由のひとつです。
シンガポールのMICE戦略に欠かせないマリーナベイサンズとリゾート・ワールド・セントーサについてご紹介します。
マリーナベイサンズはホテル、カジノ、ミュージアムなどの他にコンベンションセンターも併設された複合施設です。
4つの特徴をご紹介します。
1.コンベンションセンターの総面積は約120,000平方メートル。
2.約2,000の展示ブース、250の会議室、45,000人以上を収容できる会議・展示スペースを保有。
3.8,000平方メートル以上の大型宴会場では、宴会用におよそ6,600人、ステージ・パフォーマンス用におよそ7,000人が収容可能。
4.講堂スタイルの講演向けに最大11,000人分の座席を保有。
続いて、リゾート・ワールド・セントーサについてご紹介します。
リゾート・ワールド・セントーサは、シンガポールのセントーサ島にあるリゾート地にある複合リゾートです。
1830室の客室数を誇るホテルや、シンガポール初となるカジノのほか、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールがあり、2014年には安倍首相も視察に訪れていて、その注目度の高さが伺えます。