当サイトでは、経済成長著しいアジアへ進出する日本国内企業の動向をウォッチしていて、過去にも台湾に進出する愛媛のタオル専門店「伊織」や、タイ富裕層向けに文化体験ツアーを販売を始める「ジェック経営コンサルタント」などを紹介してきた。
総合不動総合不動産会社の東京建物も、タイのバンコクで高層分譲マンションの開発を行うことを記事にした。
https://marketing.ne.jp/column_bangkok/964/
その東京建物が、総額490億円を投じてインドネシアの首都ジャカルタに、マンション2棟とオフィスビル1棟を開発するという。日本国内は人口減少傾向にあり、マンションやオフィスの需要も減少傾向にあると言われている。代わりに、バンコクの高層分譲マンション開発と同じく、経済成長によって増加傾向にあるミドルアッパークラスをターゲットとした開発を進めることで収益を確保する狙いだ。
東京建物のインドネシア進出は今回が初だが、日本でマンション「ブリリア」や高級ホテル「アマン東京」を誘致した大手町タワーを手がけた実績が評価され、今回の開発につながった。
今回開発するマンション2棟のうち、1棟は現地の不動産開発会社ダルマワンサ・グループと組んで、ミドルアッパークラスではなく富裕層をターゲットに分譲する。マンションは地上24階建て(全85戸)で、価格は250平方メートルで2億~3億円。完成は2021年を予定している。
もう1棟は、近くの別エリアに建設し、2022年完成予定。こちらはミドルアッパークラス向けの分譲マンションで、地上20階建て(全498戸)、価格は70~120平方メートルで2千万~3千万円程度になる見込みだ。
当社では、不動産デベロッパーやホテルグループなどを対象に、富裕層向けマンションやホテル開発におけるADR(Average Daily Rate平均客室単価)調査を随時受け付けています。ADR調査に関するお問い合わせやご相談は下記お問い合わせページよりお願いいたします。