タイ富裕層の高級車需要を狙うランボルギーニ。バンコクに大型ショールーム

写真:©Lamborghini aventador
タイのモーターショーは毎年熱気に満ち溢れており、高級車需要は熱を増しているようだ。

イタリアの高級車メーカー、ランボルギーニは、2018年末までにバンコクに大型ショールームを開設すると発表した。タイの販売代理店が約5億円を投じ、サービスセンターを備えたショールームを建設する。

これまでタイの正規代理店としていたニッチ・カーズの契約終了に伴い、今夏からタイの商社チャリット・ホールディング傘下のレナッゾ・モーターをタイ国内の独占販売代理店に指名したと発表し高級路線に勢いをつける。 レナッゾ・モーターは2018年5月、タイの自動車輸入販売代理店、シャリッチ・ホールディングが80%、タイのプロレーサー、サック・ナナナ氏が20%を出資した合弁会社で、5千万バーツの資本で設立されている。

ランボルギーニのタイでの販売台数は年間30~40台ほどだが、アジア太平洋地域でみると日本、中国、シンガポール続く戦略市場と位置付けている。最近ではバンコクだけでなく、チェンマイやプーケットでも購入履歴があり、ブランド浸透にも力を入れている。

参照:日本経済新聞

ルート・アンド・パートナーズでは東南アジアや欧米豪の富裕層をはじめ、富裕層マーケティングリサーチや富裕層を顧客とすることを目指した企業に対する多方面の戦略コンサルティングオプションを保有しています。詳しくはルートアンドパートナーズへお問合せください。

関連記事

  1. シンガポール動向レポート

  2. 福島県の高級梨、ベトナム富裕層にPR開始

  3. マレーシアの不動産購入における注意点

  4. インドネシアにある日本人会とその概要と特色

  5. 台湾の治安と交通手段

  6. 中国人富裕層もターゲットに、新潟米の輸出が8年ぶりに再開