利益がなくてもビリオネア-中国人富裕層がどんどん生まれる背景とは

HIVおよび肝臓がん治療薬メーカーのアスレティス・ファーマは、株式公開買い付け価格を総額4億ドルに引き上げた。ブルームバーグの超富裕層指数によると、創設者で大半の株を保有するジンツィー・ウー氏は、約11億ドルの財産を残すと想定されている。

アスレティス・ファーマには深い繋がりのある投資家がいる。ゴールドマン・サックス・グループとCブリッジ・キャピタルだ。彼らからの2回の資金調達総額は1億5,500万ドルにのぼる。一方で、アスレティス・ファーマの設立趣意書によると2017年はまだ売上を出していないため、1,280万ドルの純損失を計上した。

中国の製薬業界からは、同様のケースを背景に少なくとも15人の超富裕層が生まれているという。

このケースのように、国が違えば富裕層が生まれる背景も当然ながら異なる。そのため、その国やその民族ごとにきちんとした富裕層リサーチを実施することが、海外富裕層向け戦略において重要な要素のひとつになる。

 

当社では、中国に限らずアジア圏における富裕層リサーチのご相談を随時受け付けています。まずは下記お問い合わせページより、ご連絡ください。

お問い合わせ・ご相談はこちら

関連記事

  1. アフターF1の富裕層向けパーティ「アンバーラウンジ」を朝まで体感

  2. モルディブへの移住と不動産購入の注意点

  3. 台湾・馬祖(マソ)島のカジノ計画とは

  4. Bank of Singapore体験記② 安定運用派に朗報! 注目のオーストラリア不動産ファンド海外生命保険にも妙味あり

  5. インドネシアの言語と文化

  6. 教育費を惜しまないインドネシア富裕層