プーケットへの移住を考える際にはまず日本との比較を

40代から50代でセミリタイアし、余生を温暖で物価も安い南の島で過ごす。
サラリーマンなら誰でも一度は考えた事があるでしょう。しかし本気でプーケットへの移住を考える場合、日本との比較をするとネックになる可能性は大きく3つあります。
1つは交通手段がないことです。プーケットはタイで唯一の完全な島の県です。沖縄県などとは違い交通機関が整備されていません。自動車が無いと生活が難しく、タクシーに乗ろうにも走っていないという状況です。
次に気候の問題です。プーケットは年間を通じて最高気温が33~34度最低気温が25度ほどです。
これに年降水量2200㎜という湿度が加わります。日本人の体には相当応える気候であり、体調の変化に注意が必要です。
さらに食事の点では、タイは外食文化が盛んで、日本食レストランも多く存在していますが、移住するには食文化にも溶け込む必要があります。トムヤムクンやグリーンカレーなどが毎日食卓に並ぶでしょう。お米も日本とは違い長粒種です。
大きな問題としてはこの3つが挙げられますが、日本との比較をして苦労になる点はどこの国にもあるわけで、あまりネガティブになり過ぎても良くないです。もしこれらの課題が克服できれば、プーケットの物価は安く、またタイは親日国であり、非常に充実した第二の人生を送ることができるでしょう。

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