シンガポールの不動産投資におけるメリットとデメリット

日本は右肩上がりの経済成長を遂げた高度経済成長期を通じて、世界有数の貯蓄率と個人資産を誇るようになりましたが、その後の長引く低金利で、貯蓄から投資へのシフトが進んでいます。
経済のグローバル化で、外国為替相場で円安になると、輸入食品などの価格が高騰してインフレになり、貯蓄は額面の元本は保証されていても、相対的な価値は下がってしまい、海外旅行に行かなくても外国為替は日々の生活に直接影響するといっても過言ではありません。
投資をしないで元本保証の貯蓄だけをするという選択自体が、逆説的に投資をしていることになってしまい、インフレが続いた場合は資産価値の相対的目減りを招いてしまいますが、これに対抗する方法が分散投資です。
経済の動向は、イギリスのEU離脱など、だれもが予測できないことが現実に起こり、為替や物価はその影響を受けています。
シンガポールの不動産投資のメリットとデメリットのポイントは、この分散投資がキーワードです。
シンガポールは世界でも屈指の国際金融都市なので、通貨は日本円でも米ドルでもないシンガポールドル、また、投資対象が不動産なのでインフレにも強いのが特徴です。
一方、デメリットは、流動性=いつでも売却できて資金化ができるかでは国内の不動産に比べると振りですが、その分長期投資に向いています。

関連記事

  1. サムイ島の動向と不動産投資に前向きな日本のクールジャパン

  2. カンボジアでの銀行との取引について

  3. 中国人富裕層もターゲットに、新潟米の輸出が8年ぶりに再開

  4. 台湾和僑会の概要とその特色とは

  5. 海南島が富裕層ヨットの寄港場として2025年の完成目指す

  6. 2019年、プーケットに新たな富裕層向けリゾートが開業予定