インドネシアでの富裕層ビジネス戦略の攻勢を強める東京建物

写真:(c) HomeDiary Magazine

東京建物がインドネシアにおける富裕層ビジネス戦略の攻勢を強めている。東京建物は、2018年12月12日にインドネシアの不動産会社ファーポイント・リアルティ・インドネシアと合弁で、ジャカルタ南部に富裕層向け分譲マンションを開発すると発表した。同社は、すでに南ジャカルタの高級ホテル「ダルマワンサ」の運営グループと、ホテルの敷地内に富裕層向けの分譲マンションとオフィス棟を開発中で、2018年9月に着工したばかりだ。

今回新たにジャカルタ南部に建てられる分譲マンションは、敷地面積11,000平方メートル、総専有面積42,000平方メートル。総戸数は498戸で、一戸あたり70~120平方メートルになる予定だ。販売価格は2,000万~3,000万円。まずは2019年6月までにモデルルームをオープンさせる。

東京建物の野村均社長は、ファーポイント・リアルティ・インドネシアとの合弁事業に関する署名式典で、「インドネシアは最も有望市場だと確信している」と述べ、今後もインドネシアで富裕層向けの物件を開発する可能性が高い。

 

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