日本人では口座を開けない?
通常、日本人がインドネシアで銀行口座を開こうと思っても受付をしてくれないパターンが大半のようです。
インドネシアでは外国人の口座開設はKITAS(暫定居住許可)という許可証の提示が必要となります。
KITAS(暫定居住許可)を取得するには、インドネシアでの居住を目的としたビザを取得し、更にインドネシア政府に対して種々の手続きを行う必要があります。
その際になんのための居住で、期間はどの位なのかなど詳細に説明が必要となり、場合によってはインドネシア人の関係者が保証人にならなければ取得できないケースもあります。
KITAS(暫定居住許可)の有効期限は発行から1年で、毎年更新手続きが必要となります。
法人設立をして口座を開設
もう一つの方法はインドネシアで現地法人を設立し、法人として口座を開設することです。
つまり、インドネシアで何かしらのビジネスを立ち上げ実際に会社を経営するということです。
この場合に当然ですが、現地法人の住所を選定したり、法人登記を行う必要があります。
銀行で口座開設をする際に法人の履歴事項全部証明書・会社設立証明書・営業許可証などの提示が必要となります。上記に挙げた2つの方法は非常に敷居が高く、初めて海外口座を開設する方には不向きな方法と言えます。
実は最も容易にインドネシアで海外口座開設ができる方法として、すでにインドネシアにて事業展開をしており、現地インドネシアの政府や銀行との太いパイプを持っている事業者を活用することです。
0からパイプを築こうとなると言語の壁もあり非常に困難ですが、既に現地インドネシアで活動実績があり、政府や銀行と太いパイプを持っている事業者も存在しています。